本校では、学校生活の大きなハイライトである「修学旅行」を、単なる行事としてではなく、「新しい世界に走り出す越境体験」と位置づけ、
「生徒自身が企画・設計する学びのプロジェクト」として実施しています。
今年も「修学旅行プロジェクト」では、1年生の有志がチームを組み、旅行会社の方々から専門的なアドバイスを受けながら、3泊4日の修学旅行プランをゼロから創り上げました。

テーマ設定、宿泊地の選定、移動手段や体験プログラムの企画に至るまで、およそ3ヶ月にわたり試行錯誤を重ね、アイデアを形にしてきました。
迎えた最終発表会では、4チームがそれぞれの想いと創意を込めたプレゼンテーションを披露。生徒・保護者による投票の結果、最も支持を集めたプランが来年度の修学旅行として実際に採用されます。


自分たちの発想が現実の旅となり、クラス全員がそのプランで出発する――
そんな「自分たちでつくる修学旅行」こそ、本校が大切にしてきた伝統です。
どのチームの想いも、発表の時間に輝いていました。
企画に全力で取り組んだ生徒の皆さん、本当にお疲れさまでした。
仲間と共に考え、挑戦し、外の世界へ一歩踏み出すこの経験が、生徒たちに“学びの本質”と“自分の可能性”を気づかせてくれると信じています。
そして、生徒に温かく寄り添い、共に旅をデザインしてくださった旅行会社の皆さまにも、心より感謝申し上げます。