お知らせ

女子商✖️フリー株式会社産学連携事業 『起業プログラム』最終発表

今年の4月より本校ビジネスビューティーコースの2・3年生の授業にて実施している、フリー株式会社との産学連携事業『起業プログラム』の集大成として、 11月25日(月)にGROWTH1(福岡市中央区)にて生徒が考えた「私の起業案」の最終発表を行いました!

生徒たちが授業を通じて自分なりの「なんとかしたい」課題を見つけ、ターゲットに対する「新しいビジネスによる解決策」を提案しました。62名全員による事前プレゼンを通過し最終候補に残った生徒10名が、スタートアップイベントが多数開催されるステージで、起業・探求学習のプロを審査員としてお迎えし、それぞれの起業案を発表しました。

■最終発表に臨んだ10名の起業案
① 上野結衣さん(3年) 起業案:メイクのサブスク「chou chou Box」
② 本岡未来さん(2年) 起業案:忘れ物防止アプリ「わすれないモ!」
③ 江川華夢さん(3年) 起業案:アトピーの人でも使えるコスメ「schast’ye」
④ 久保田月乃さん(2年)起業案:CD回収カフェ
⑤ 永野結愛さん(3年) 起業案:段ボールのアップサイクル事業「UNIQUE」
⑥ 渡邊寿樹さん(2年) 起業案:目に見えない人の外出サポートシステム「マモルくん」
⑦ 若佐香予さん(3年) 起業案:買い物や料理を簡単に「レシピタッチ」
⑧ 中村優花さん(2年) 起業案:音楽をもっと身近に「MI-SIC」
⑨ 長野幸芽さん(3年) 起業案:ペット見守りサービス「おしらせふれんず」
⑩ 加藤美玖さん(3年) 起業案:電池式完全防水補聴器「アクアタフ」

見事最優秀賞に輝いたのは長野幸芽さん(3年)!
優秀賞は上野結衣さん(3年)、加藤美玖さん(3年)2名が選ばれました。

◼︎最優秀賞 長野幸芽さんインタビュー【私の起業案・起業案として取り組む経緯】
テクノロジーを活用してペットになにか変化があるといち早く教えてくれる「ハーネス型のデバイス」に関する起業案。実際に飼っていた猫が押し入れの中で熱中症になっていたという実体験を元にしたもので、飼い猫が苦しむ姿を目の当たりにしてとてもつらかったという経験から、同じ思いをする人をなくしたいという思いが込められています。

【最優秀賞を獲得した感想】
「いまでも信じられなくて選ばれたことが驚き」「認めてもらえたことがうれしい」と素直な言葉を口にしていました。

【起業プログラムを通じて得たもの】
「最初は『起業プログラム』と聞いたとき、正直、私にはできないと思った。特に、アンケート調査やプレゼンの仕方などは初めてちゃんと学んだため、大変だった。」
「今回の『起業プログラム』での学びや経験が、心の内にあった”高校生のうちに起業したい”という思いが授業を通じて強くなった」
「この発表を通じて自信につながったし、夢を諦めずにいこうと思った。」
と語る長野さんの姿は、確かな自信に溢れているように映りました。

プレゼンを見守る生徒たちも、プレゼンを行う生徒の問いかけに答えたり、発表を終えた生徒をハイタッチで迎えたりと、起業案のプレゼンという場でありながらも、互いを尊重し認め合う、生徒たちの姿がありました。

『起業プログラム』は、「起業」はあくまで自分らしく挑戦する生き方の手段であり、ライフスタイルの一つである。アントレプレナーシップ=未来を切り拓く力を育み、自分の将来の選択肢を広げてほしいという想いから取り組んだプログラムです。
今年の4月より始まった全50時間に及ぶ起業に関する授業を通じて、高校生一人ひとりが自分なりに社会に対して思っていること、したいことを考え、見つけ、それをアウトプットする。そのきっかけを作ることができ、体験をさせられたプログラム全体の経験こそが、今回受講している高校生たちにとって大きな刺激になり、今後の人生の一番の財産になるということを実感しました。

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〈本件に関する問い合わせ先〉
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