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ルールメイキングのプロである弁護士の先生による講演会を開催

本校では4月22日(月)に、生徒が携帯電話機を学校で正しく使うためのリテラシーを高めることを目的に、ルールメイキングのプロである弁護士の先生による講演会を開催しました。

本校では本年度より「携帯電話機の使用制限」の見直しを進めています。現在は、そのための試行期間を設けており、生徒は学校生活において携帯電話機を使用しながら、そのメリットやデメリットを一緒に学んでいます。

参照:https://yashima.ac.jp/fgchs/?p

「携帯電話機の使用制限」の見直しに向けた試行期間を設ける過程では、肖像権の侵害に対する不安感を感じている生徒が約15%いました(添付の資料①の通り)。

弁護士による講演会を設定することで、携帯電話機を使用してSNS等へ投稿する際の問題と肖像権の侵害について生徒が学習することが、その不安を解消するためには有効と考えたため、この講演会の開催に至りました。その結果、講演会に対する生徒の満足度も非常に高いものになりました(添付の資料②の通り)。

ただ単に携帯電話の使用制限を撤廃するのではなく、生徒が安心・安全な学校生活を送るための取り組みも同時並行で行うことが大切だと考えています。

本校は、「自分たちの社会やそこでのルールは自分たちでつくる・決める」という民主主義の大原則を高校時代に実践的に学べる学校でありたいと思っています。問題が全て解消しないとルールを見直さないということではなく、試行期間を設けることでその都度課題を抽出しながら解決策を講じ、思考・試行と錯誤を繰り返しながら、生徒と一緒によりよいルール作りを行っていきます。